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銀河の三人(ファミコン)をクリアした話|当時の小学生には無理ゲーだったけど

この記事は攻略ブログではありません。
ただ単に昭和生まれのオッサンが最近、銀河の三人のファミコン版をクリアしたよっていうだけの話です。

お祭りの日に買ってもらった一本
このゲームを最初に手に入れたのは、小学生の頃でした。
確か地元のお祭りの日で、父親の財布のひもがゆるんでいるタイミング。
「何か買ってもらおう」と子どもながらに思ってたんでしょうね。

当時は今みたいにネットのレビューなんてないし、
ゲームの内容なんてパッケージの絵だけが情報源でした。

店頭にずらっと並んだソフトの中で、
銀河の三人のパッケージはなんかワクワクしたんですよ。
たぶん主人公がすごい銃を持ってて、それに憧れたんだと思います。

父親に買ってもらって帰ったときの気持ちは、今もはっきり覚えています。
新品のカセットの匂い、箱を開ける瞬間、
あのときのドキドキは本当に特別でした。

小学生にはあまりに難しい銀河の三人
ゲームを始めたのは小学校3年生ぐらいでした。
意気揚々とスタートしたものの、すぐに現実を突きつけられます。

難しい。

とにかくヒントが少ないし、当時の僕に「月の裏側に行く発想」なんてあるわけがない。
操作も分かりにくくて、どこに行ったらいいのかもわからない。

結果、毎回同じ場所まで進んで、
同じところで詰む。
何回やっても先に進めない。

でもそれでも楽しかったんですよね。

学校から帰ってきて、ランドセルを放り投げて電源を入れる。
先に進めなくても、何度も同じ画面を眺めていたのは、
あの頃の“子どもならではの根気”だったんだと思います。

大人になって攻略情報を手に入れた
あれから数十年。
時代は変わりました。

今では、検索すればだいたいのことが分かる。
当時は攻略本さえ手に入らなかったのに、
今やマップも進め方も、全部ネットに載っている。

ふと思い立って「銀河の三人 攻略」で調べてみました。

出てくる出てくる。
親切にスクショ付きでルートも解説されている。
「これが当時あったら、絶対クリアできたのにな…」
そう思いながら、久しぶりにファミコンを起動。

すると、子どもの頃はどうしても越えられなかったあのポイントが、
あっさり突破できる。

ゲーム自体は難しいことに変わりはないけど、
「どうしたらいいか」がわかるだけでこんなにも違うのかと驚きました。

クリアして思ったこと
ついにエンディングを見たとき、
嬉しさよりも先に思ったのはこれでした。

「当時の小学生の自分には絶対無理やったな」

大人になった今なら、攻略情報を読んで理解して、
試行錯誤する余裕もある。
でもあの頃の僕にそんな余裕はなかった。

それでも、先に進めなくても楽しかったのは、
あの時代ならではの感覚だと思う。

何も情報がないからこそ、
一歩進んだときの喜びが何倍にも大きかった。
今は便利になったけど、
あの「わからないまま挑むワクワク」はもう味わえないのかもしれない。

昔のゲームは不親切で最高だった
今のゲームは親切で、丁寧に導線を示してくれる。
すごく遊びやすくなったし、誰でもクリアできる設計になっている。

でも銀河の三人のような昔のゲームは、
理不尽に近い不親切さがあった。
それが逆に燃えさせるんですよね。

「自分の力でなんとかしなきゃいけない」
っていうあの緊張感は、
今でも忘れられません。

まとめ
銀河の三人をクリアしたのは、
大人になった今だからできたことでした。

当時はただの「積みゲー」だったけど、
あの頃の思い出が詰まってる一本を、
何十年越しにやっと終わらせられたのが嬉しかった。

この記事は攻略情報じゃないけど、
もし当時同じように詰んだままの人がいたら、
今ならきっとクリアできます。

ネットも攻略も全部ある。
でも、できるならちょっとだけ昔を思い出して、
何も見ずに挑戦してみてほしい。

きっと子どもの頃みたいに、
「このゲーム、難しいけど面白いな」
って気持ちをもう一度味わえるかもしれません。

クリアしてわかった、最後の感動
それにしても、最後は本当に感動しました。

あの頃のゲームってグラフィックも荒いし、演出もシンプルで、
今の目で見たら正直「しょぼい」と思う人も多いかもしれない。
でも、エンディングの展開は映画を観ているみたいで、
子どもの頃に想像していた物語が一気に広がる感覚がありました。

特にリミが最後にサイコーだった。

淡々としていた彼女が、最後に見せる表情や言葉は、
小さなファミコンの画面なのにちゃんと胸に響いた。

そしてブルーも、
途中でふと「男を見せる瞬間」があって、
あのシーンがなんとも言えない余韻を残してくれました。

子どもの頃には全然理解できなかったけど、
大人になって改めて触れると、
「このキャラクターたちはちゃんと物語を生きていたんやな」って思えます。

当時、何人がこのゲームをクリアできたんだろう
最後にふと考えました。

当時、このゲームを自力でクリアした人ってどれくらいいたんやろう?

攻略情報もない時代に、
試行錯誤だけであの理不尽な難易度を突破した人たち。
本当に尊敬します。

僕はネットの力を借りてやっとクリアできたけど、
あの頃の子どもたちは、たぶんノートにマップを手書きでメモしながら、
何度も何度も挑戦していたんやろうな。

きっと今よりずっと不便で、
それでも夢中で挑んでいたあの時間が、
一番ゲームが「冒険」だったんだと思います。

まとめ
銀河の三人。
子どもの頃に積んでしまったこのゲームを、
何十年越しにクリアして改めて感じました。

ゲームってただの暇つぶしじゃない。
思い出と一緒に心に残る「物語」やと思います。

もし今、クリアできずに途中で投げたソフトが家にある人がいたら、
大人になった今、ぜひもう一度挑戦してみてほしい。

きっと当時とは違う気持ちで、
最後の感動を味わえると思います。