※この記事はネタバレを含みます。
『七子の妖気』を観てまず思ったのは、
「これは人を選ぶ映画やなぁ」ということ。
ホラーやと思って観た人、
妖怪コメディを期待した人、
町おこしムービーとして観た人、
それぞれで感想がだいぶ変わる作品やと思う。
まずは率直なところからいこか。
正直な第一印象
作品として、
「めちゃくちゃおもしろい!」
「手に汗握る!」
そういうタイプの映画ではない。
けど、
かといって「耐えられへんほどつまらん」わけでもない。
淡々としてて、
気がついたら最後まで観てた。
そんな感覚に近い。
逆に言うと、
おもしろさも、つまらなさも、あんまり感情が動かへん。
それが「すごい」と感じる人もおるし、
「物足りない」と感じる人もおるやろな。
七子役・田中絵瑠がかわいい
これは割と共通して出てくる感想やと思う。
七子を演じた田中絵瑠、
派手さはないけど、自然体でええ雰囲気。
この映画の空気感には合ってたと思う。
頑張りすぎへん感じ、
ちょっと疲れてるOL感、
田舎の実家に戻ってきたときの気だるさ。
そこはリアルやった。
妖怪の表現はかなり自由
この映画の妖怪、
正直言うと**めちゃくちゃ妖怪らしいか?**と聞かれたら微妙。
ノーメイク、
ほぼ裸のおっさんたち。
「これ妖怪なん?」
「ただの酔っ払いのおっちゃんちゃう?」
って思う人もおるやろ。
でもこれはこれで、
あえての振り切りなんやと思う。
怖がらせる妖怪やなくて、
居座って、だらだらして、
出ていく気もない存在。
現実世界で言えば、
ちょっと行き場を失った人たちみたいにも見える。
実は町おこしムービーでもある
実際の老舗旅館が協力してて、
温泉街の雰囲気や景観はかなり伝わってくる。
「よくこんな内容の映画に協力したな…」
と思うくらい、わりと自由な作品やけど、
温泉の良さだけはしっかり伝わる。
その意味では、
下呂温泉のPR映画としては成功してると思う。
方向性がつかみにくい不安感
観てる途中で、
・ホラーなん?
・コメディなん?
・お色気なん?
・人情話なん?
って、
どこに向かってるかわからん時間が続く。
この「先が見えへん感じ」が
ドキドキして楽しい人もおれば、
不安になってしんどい人もおる。
OL4人の温泉旅行かと思ったら違うし、
妖怪と酒飲み始めたあたりで
「これ、どこ行くんや…」ってなる人も多いやろな。
実はハートフルな話
終盤になってくると、
話の芯は意外とシンプル。
・実家の温泉宿を守りたい
・居場所を失った妖怪たち
・自分を強く主張できない主人公
そこに重なるのが、
妖怪の歌う「温泉レディー」。
ふざけてるようで、
ちゃんと今の時代にも刺さる歌詞やったと思う。
最後、
主人公が少し吹っ切れる感じも悪くない。
派手さはないけど、
「ええ話やったな」と思える人もおると思う。
正直、気になる点もある
ここは隠さず言うと、
・手持ちカメラが揺れすぎ
・映像が見づらい
・安っぽさは否めない
このへんは好み分かれる。
実録風というより、
素人っぽさが勝ってしまってる場面もある。
■ 田中絵瑠って他にも出てる作品あるん?
『七子の妖気』で主人公の一人を演じてた田中絵瑠について調べてみたんやけど、
この作品を含めて、映画やドラマへの出演情報はほとんど確認できへんかったんよね。
つまり、七子役として出てたこの『七子の妖気』が、
現時点では唯一の映画出演作品として記録されてる可能性が高いって感じやねん。
Filmarks(映画データベース)でも、
田中絵瑠さんの出演作として登録されてるのは、
・『七子の妖気』
だけなんよ。
他のドラマや映画のクレジットは出てこへんかったから、
今はまだ大きな作品にはあまり出てへん人なんかもしれん。
■ でも、印象に残る役だったと思う
田中絵瑠さんは七子という役柄を、
とても自然体で演じてたから、
「どこかでまた観たいな〜」って思ってる人も多そうやな。
もし今後また映画やドラマに出たり、
別の作品で見つけたら、
その時またピックアップして紹介するで。
■ まとめ(追加記事向け)
主人公の一人・田中絵瑠さんは、
『七子の妖気』以外での大きな出演作の記録は現時点ではほとんど確認できへん状況や。
だからこそ、この映画で見せた“存在感”は、
貴重な1本として記憶に残ると思うな。
今後、別の作品でまたお目にかかれたら、
それはそれで嬉しい驚きやな。