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『ウィキッド』グリンダはなぜ一緒に行かなかったのか — 別れに込められた本当の意味【ネタバレあり】

ウィキッド』を観たあと、心に残る最大の疑問のひとつ。

「グリンダ、なんで一緒に逃げてあげへんかったん…?」

友情が本物やったことは誰が見ても分かる。
なのにラストで2人は別々の道を選ぶ。

これ、冷たい選択に見えるかもしれへんけど、
実はこの別れこそが『ウィキッド』のテーマそのものやねん。


🌍 まず前提:2人は“同じ正義”を持っていた

エルファバとグリンダは考え方こそ違えど、

✔ 世界の理不尽さに気づき
✔ お互いを理解し
✔ 深い友情を築いた

ここは間違いない。

つまりグリンダは
「エルファバが間違っている」と思ったから残ったんやない。

**“分かっていても同じ道を選べなかった”**だけや。


⚖️ エルファバは「世界の外」に出る人だった

エルファバは後半、

✔ 体制に従わない
✔ 権力と戦う
✔ 誤解されても信念を曲げない

という道を選ぶ。

これはヒーローの道やけど、
同時に“世界の物語から追い出される道”でもある。

彼女は世界の中で生きることを諦めたんやなく、
世界に合わせることをやめた人や。


👑 グリンダは「世界の中」に残る人だった

一方のグリンダは違う。

✔ 人に好かれる力がある
✔ 社会の中で影響力を持てる
✔ 世界のルールの中で動ける

彼女は“外に出る勇気がなかった”わけやない。

「中に残ってできること」を選んだ人なんや。

ここが2人の決定的な違い。


💔 一緒に行かなかったのは裏切りではない

もしグリンダが一緒に行ってたら、
それは美しい友情の結末に見えるかもしれへん。

でも物語としては嘘になる。

グリンダは

✔ 誰かに必要とされる側の人
✔ 人の前に立つ役割を持つ人
✔ 世界を内側から変えられる可能性を持つ人

やった。

彼女が外に出るということは、
世界の中に“エルファバを理解する存在”がいなくなることでもある。


🌙 グリンダは“残る役目”を引き受けた

グリンダはエルファバを見捨てたんやない。

「あなたが自由に生きられるように、私はここに残る」
という選択をしたんや。

✔ 真実を知りながら語らない
✔ 誤解されたままの友を守る
✔ 自分だけが背負う孤独を引き受ける

これは勇気のない選択やなくて、
静かで覚悟のいる選択や。


🕊 2人は“同じ方向を向いて別の道を歩いた”

エルファバは世界の外から自由を選んだ。
グリンダは世界の内側から責任を選んだ。

進む場所は違うけど、
目指している未来は同じやった。

ここがこの別れの美しさ。

どっちが正しいとかやない。
2人とも自分の性格に正直な道を選んだだけ。


🎭 みた人の感想でも多い声

みた人の感想でよく言われるのがこれ。

・「一緒に行かない選択がリアルすぎる」
・「グリンダの方が辛い役回り」
・「残る方の覚悟も重い」
・「友情が本物だからこその別れ」

このラストは“友情が壊れた場面”やなくて、
友情が本物だった証明の場面なんや。


✨ まとめ:グリンダは逃げなかった、残っただけ

グリンダが一緒に行かなかった理由はシンプルや。

彼女はエルファバと同じ強さを持っていなかったのではなく、
違う強さを持っていたから。

エルファバは信念を貫く強さ。
グリンダは責任を背負う強さ。

だから2人は別れた。

それは失敗やなくて、
それぞれの生き方が分かれただけのラストや。

この別れがあるからこそ、
ウィキッド』はただの友情物語やなく、
大人の心に残る作品になるんや。

 

追記:もしグリンダが一緒に行っていたらどうなっていたか?

ウィキッド』のラストで、
エルファバは世界の外へ、グリンダは世界の中へ残る。

この選択が物語の核心やけど、
ふとこう思う人も多いはず。

「もしグリンダも一緒に行ってたら、どうなってたん?」

ここでは“もしもの未来”を考えてみるで。


🌍 まず起きるのは「物語のバランス崩壊」

もしグリンダがエルファバと共に世界から消えていたら、

✔ 世界の中に“真実を知る立場の人”がいなくなる
✔ 体制側の物語がそのまま固定される
✔ 誤解されたままの歴史が修正される可能性が消える

つまり、エルファバが悪い魔女として語られる世界は
完全に変わらないまま固定されてしまう。

グリンダは“残る側”だからこそ、
世界に影響を与えられる存在やった。


💔 友情は守れても、未来は狭くなる

2人が一緒に逃げていたら、
友情の物語としては美しい終わり方に見える。

でもその未来はきっと、

✔ 追われ続ける生活
✔ 正体を隠す日々
✔ 世界と断絶した静かな逃避行

になる可能性が高い。

エルファバは耐えられても、
グリンダにとっては“自分らしさを失う未来”になっていたかもしれへん。


👑 グリンダの力は“外”より“中”でこそ意味を持つ

グリンダの最大の武器は

✔ 人に愛される力
✔ 社会の中で影響力を持つ力
✔ 表舞台に立てる資質

やった。

これって、逃亡生活では活かされへん。

彼女がエルファバと同じ場所に行くということは、
自分の持っていた役割を手放すことになる。

それはグリンダの本質とは違う生き方や。


🌙 2人は同じ場所にいるより、別々の場所にいる方が強い

もし一緒に行ってたら、
2人は寄り添って生きることはできたかもしれへん。

でも、

✔ 世界を外から見る人
✔ 世界の中から動かす人

という“両側からの存在”が消えてしまう。

実はこの分かれ方こそが、
2人の関係を一番強くしている。


🕊 「一緒にいない」という愛の形

2人が同じ場所にいることだけが友情やない。

✔ 相手の生き方を尊重する
✔ 自分とは違う道を認める
✔ 離れていても信じ続ける

これも立派な愛の形や。

グリンダが一緒に行かなかったからこそ、
2人の関係は“依存”じゃなく“尊重”になった。


🎭 物語としての意味も変わってしまう

もし2人が一緒に逃げていたら、

物語は「友情の逃避行」で終わる。
でも実際のラストは、

**「それぞれの場所で生きる選択」**で終わる。

この違いがあるから『ウィキッド』は
子ども向けのハッピーエンドじゃなく、
大人の心に刺さる作品になっている。


✨ まとめ:一緒に行っていたら優しいけど、物語は浅くなる

もしグリンダが一緒に行っていたら、
2人は幸せに見えたかもしれへん。

でもその場合、

✔ 世界は変わらない
✔ グリンダの役割は消える
✔ 物語の深みも失われる

今の結末は寂しいけど、
2人がそれぞれの強さを発揮できる形の別れになっている。

だからこのラストは悲しいけど、
同時に一番“2人らしい”終わり方やねん。